夜勤は、夜勤専従の求人が人気であるのが有名なように、ある意味とてもお金が稼げる仕事であります。看護師の求人自体がお給料が高いイメージですが、夜勤専従はプラスで夜勤手当がつくため、日勤よりも稼げるわけです。
その証拠に、看護学生や研修医といったお金がない世代にとっては、勉強にもなるとてもありがたい仕事であるようです。
しかし、夜勤というのはご存知の通り人手がありません。お金になるのは、少ない人数で昼間と同じ数の入院患者を扱わなくてはならないからなんですね。
そもそも、夜勤の場合は新人が配属される事はまずないといいます。早くても半年近く経ってから任されます。なので、前述した看護学生や研修医というのは本当に雑務な事がほとんどだとか。
夜勤を新人に任せられないのは、やはりその責任感があまりにも大きいという事だといいます。
夜勤では、2人体制で40人の患者を看るなどがざらです。夜勤専従は人気であっても、日勤と夜勤を兼ねて働くというのは心身ともにとても辛いもののようです。
夜勤で特に辛いのは体調管理。通常夜勤というのは日勤、準夜勤、夜勤という3交代制の1つとしていわれるものなのですが、ともなれば他の2つもシフトに組み込まれていますから、いくら夜勤あとに休みがあるとはいえ身体の疲れは半端ありません。
しかも、夜勤は急変や急患といったものが何もなければそれに越したことはありませんが、なければないで眠っている患者の様子を見守る為に巡回をし、日勤の看護師が来るまでの間安易に仮眠を取る事もなく待っていなくてはならないといいます。
身体の調子が変動しやすくなるのも何だかわかるのではないでしょうか?
看護師というのは、人の健康を支えるかけがえのない仕事です。自分の身体のことも、どうか大事にしてもらいたいです。